お知らせNotice

山門落慶法要 厳修
6月1日(日)に山門落慶法要を厳修いたしました。残念ながら外構工事がまだ途中ではありますが、梅雨・真夏になる前にさせていただきました。山門周辺で落慶法要後、本堂内で大般若法要、お祝い事ということでバンド演奏に餅まきがありました。
旧山門は江戸期のものと推定され元々は楼門(2階建て)でしたが明治頃に平屋に減築され、近年は白蟻被害が甚大につき傾き始めていました…。引き続き仁王様を安置しますので旧山門同様の規模になりますが、屋根は旧山門のものより左右それぞれ80㎝程外側に大きくなり、また瓦も平瓦ではなく本瓦風に変更し意匠性を高めました。
安置している金剛力士像(仁王様)は先々代住職の代に著しく痛みがひどいため彩色修復がされていますが、教育委員会の調査によると室町時代制作とされており、地域では類を見ない古く貴重なものであります。この度の山門の再建により、金剛力士像を後世に遺す役目を担えたことに感謝し、またこの山門が末永く福田寺の顔として遺ることを切に願います。





